児童手当を全部積み立てたら? ―― こどもNISAで0歳から18歳まで

こどもNISAは2027年1月に始まる予定の、まだ始まっていない制度です。年60万円・上限600万円・12歳からの払い出しなどは、2026年度の税制改正で決まった内容をもとにしていて、細かい部分は今後変わる可能性があります。
2027年以降に生まれる子も、生まれた年から計算できます。
年月

初期値は2024年4月生まれの例です。これから生まれる子は、予定の年・月を入れてください。日にちは要りません。

第1子
第2子
第3子以降

児童手当の「第3子」は、22歳になった年度末までの上の子(親が生活費などを負担している子)から数えます。上の子が大学を卒業する年齢になると、第3子でなくなることがあります。この計算では、選んだ順番が18歳まで変わらない前提です。

全部(100%)
半分(50%)
金額を直接

2027年1月(それより後に生まれる子は、生まれた月)から入れる前提です。

0%
3%
5%

一般的なモデルの数字で、特定の商品の利回りではありません。実際には値動きがあり、元本を下回ることもあります。

取っておいて2027年1月から入れる
入れない

取っておいた分も、年60万円の上限の中で入れていきます。入りきらない分は、翌年以降に回して計算します。

児童手当を全部積み立てると
18歳で 約306万円
元本 231万円(年3%で計算)
積み立てを始める月:2027年1月(2歳9か月のとき)
こどもNISAが始まる2027年1月から。2026年12月までに受け取って取っておいた児童手当も、この月から年60万円の範囲で入れていきます。
600万円の枠
枠の 38.5% を使います(元本ベース)

18歳までに枠を埋めるには、児童手当とは別に毎月 約20,200円の積立が必要です。

0歳→18歳の年表(年3%)
0万100万200万300万400万2027年より前0歳3歳6歳9歳12歳15歳18歳払い出し可高校大学
評価額積み立てた元本

12歳から、教育費などのために払い出しできる予定です。15歳(高校入学)にも大きな出費があります。18歳になると、大人と同じNISAに移る予定です。

利回り別の18歳時点
利回り評価額増えた分
年0%231万円0万円
年3%306万円75.3万円
年5%372万円141万円

元本はどの利回りでも同じ 231万円 です。

この結果の読み方

児童手当だけでも、0歳から始めれば元本で約230万円(第1子・全部積み立てた場合)になります。今回の条件では元本231万円、600万円の枠の38.5%です。

大学入学(18歳)より前に、高校入学(15歳)にも大きな出費があります。12歳から払い出しできる仕組みと、どの時期にいくら使うかを合わせて考えると、慌てずにすみます。

値動きがあるので、使う時期が近いお金ほど慎重に。数年以内に使う分まで、値動きのあるもので持たない考え方もあります。

まず自分でできること
  • 児童手当の振込口座と、積み立てる口座を分ける
  • 高校・大学の費用の見込みを、ライフイベント表で確かめる
  • 祖父母からの援助がある場合の扱いを確かめる(贈与の考え方は税務署・税理士へ)
計算の前提と出典(2026-10-07 時点)
  • 児童手当は、0〜3歳の誕生月まで月15,000円、その翌月から月10,000円、第3子以降は月30,000円(2024年10月からの金額)。生まれた月の翌月分から、2か月分ずつ偶数月に振り込まれる前提です(出生後すぐ申請した場合)。2024年9月以前の分も今の金額で計算しています。
  • 18歳の誕生月より前に振り込まれた児童手当だけを入れています(18歳になってから高校3年の3月までに振り込まれる分は入れていません)。
  • こどもNISAは、2027年1月から、0〜17歳・年60万円・非課税で持てる上限600万円(元本)・12歳から教育費などで払い出し可・18歳で大人のNISAへ移る予定、として計算しています。施行前の制度で、細部は今後変わる可能性があります。
  • 積み立ては毎月末に入れ、月利=(1+年利)^(1/12)−1 で複利計算しています(このサイトの複利計算と同じ方法)。利回り0%・3%・5%は一般的なモデルの数字で、税金・手数料・物価上昇は考えていません。
  • 「枠を埋める毎月の積立」は利回り0%(元本)で、100円単位に切り上げた目安です。
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