入力した内容は、この画面の中だけで計算され、どこにも送信・保存されません。
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筆者は税理士ではありません。この計算は参考値です。正確な税額は、税理士や税務署にご確認ください。
2026年分から、所得税がかかり始める年収は178万円に上がりました。一方で、社会保険の壁(週20時間・扶養の130万円)は別に残っています。
谷は「損をする場所」ですが、抜けた先には手取りと将来の年金の両方があります。手前に戻るか、抜けるかは、どちらも選べる一手です。
2026年分の所得税の減税は、12月の年末調整でまとめて戻ります。毎月の給与から引かれる額だけで判断しないでください。
パートで働く人の年収を0円から1万円刻みで動かし、それぞれの年収で「主に働く人の手取り(配偶者控除・配偶者特別控除を反映)+パートで働く人の手取り(社会保険料・所得税・住民税を引いたもの)+家族手当(入れた場合)」を計算して、曲線にしています。
年収が増えたのに、それまでの世帯の手取りの最高額を下回る区間を「谷」と呼んでいます。谷の入口と出口の年収は、年収÷(時給×52週)で週の勤務時間に直しています。
社会保険は、週30時間以上(仮定:正社員の4分の3)か、51人以上の会社で週20時間以上なら勤務先の社会保険に入るものとして計算します。それ以外は、年収130万円(60〜64歳は180万円)未満なら扶養(保険料0円)、それ以上は国民年金と国民健康保険(仮定の式)です。
| パートの年収・働き方 | 変わること |
|---|---|
| 119万円を超える | パートで働く人に住民税がかかり始める(扶養家族なし・給与だけの場合の目安。市区町村により少し違います) |
| 週20時間以上(51人以上の会社) | 勤務先の健康保険・厚生年金に入る(2026年10月から月8.8万円以上の賃金要件はなくなりました) |
| 130万円以上(60〜64歳は180万円以上) | 社会保険の扶養から外れる(勤務先の社会保険に入らない場合は、国民年金・国民健康保険) |
| 週30時間以上 | 会社の規模にかかわらず勤務先の社会保険に入る(仮定:正社員の週40時間の4分の3) |
| 136万円を超える | 主に働く人の配偶者控除が、配偶者特別控除に切り替わる(控除額は所得税で169万円、住民税で174万円まで変わらず、そこから段階的に減ります) |
| 178万円を超える | パートで働く人に所得税がかかり始める |
| 207万円を超える | 主に働く人の配偶者特別控除が0円になる |
主に働く人の合計所得が900万円以下の場合です。勤務先の家族手当の条件は会社ごとに違うため、入力欄で入れてください。
必ずではありません。税金の壁(住民税・所得税・配偶者控除)は、超えた分にだけ税がかかるか、控除が段階的に減るしくみなので、世帯の手取りが大きく落ちることはほとんどありません。手取りが減る「谷」ができやすいのは、社会保険料がかかり始めるところ(扶養から外れる130万円、勤務先の社会保険に入る週20時間・週30時間)です。
短時間労働者が勤務先の社会保険に入る要件のうち、月8.8万円以上(年収およそ106万円)という賃金要件は、2026年10月1日に撤廃されました(日本年金機構)。今は、51人以上の会社なら週20時間以上で加入します。会社の規模の要件も、2027年10月から段階的に広がる予定です。
このツールの結果の上部に、谷の入口と出口の年収と、週の勤務時間を出しています。時給と勤務先の従業員数で変わるため、ご自身の数字を入れてください。今の働き方が谷の中なら「あと週約何時間で谷を抜けるか」と「谷の手前に戻した場合」を同じ数字で並べます。
手取りは一時的に減りますが、厚生年金に入ると将来の年金が増え、健康保険の傷病手当金なども受けられるようになります。このツールでは、厚生年金に1年入ると将来の年金が年いくら増えるか(標準報酬×5.481/1000)も出しています。損か得かは、手取りだけでなく、こうした保障も含めて考えてください。
国民健康保険料は市区町村によって大きく違うため、このツールでは仮定の式(給与所得から43万円を引いた額に所得割の率を掛け、定額部分を足す)で計算しています。「保険料の前提を変える」から、お住まいの市区町村の率と金額に書き換えると、より近い結果になります。