中学・高校の6年間、サッカーにいくらかかる? ―― 無料の費用シミュレーションの使い方
本記事はプロモーション(PR)を含みます。
執筆:オペラシンフォニー(元大手証券の営業15年/CFP)
中学は部活かクラブか、高校は地元か寮か。チームの種類を選ぶだけで、中1から高3までのサッカーの費用が学年ごとに分かる無料ツールを作りました。使い方と、金額の考え方をまとめます。他のスポーツでも参考になります。
紹介している商品・サービスは、記事の最後にまとめています ↓
小学6年生の秋になると、サッカーをする子の家では、同じ話が始まります。中学は部活にするか、クラブに行くか。セレクションを受けるか。
中学2年、3年になると、今度は高校です。地元の高校か、強豪の私立か。寮に入るのか。
どの道を選ぶかは、子どもの希望や実力で決まるものです。ただ、親としてはどうしても気になります。「それで、全部でいくらかかるの?」
月謝は調べれば分かります。でも、遠征、合宿、スパイク、ユニフォーム、寮費まで足した「6年間の合計」は、意外と誰も教えてくれません。
そこで、チームの種類を選ぶだけで、中1から高3までの費用が分かるツールを作りました。無料で、登録もいりません。
野球やバスケットボールなど、他のスポーツでも参考になります。
何が分かるのか
結果の画面には、次のものが出ます。
- 選んだ期間の合計金額と、月あたりの目安
- 学年ごとの費用の表
- 中学・高校それぞれの小計
- 会費・学費、遠征、用具、寮費などの内訳
使い方は4つ選ぶだけ
1. 今の学年を選ぶ
小6から高3までのタブから、今の学年を選びます。計算は「次の4月」から高3の3月までです。
中1から全部を計算したいときは「小6」を、高1から計算したいときは「中3」を選んでください。
2. 中学のチームを選ぶ
次の4つから選びます。
- 部活
- ジュニアユース(地域密着)
- ジュニアユース(遠征多め)
- J下部
部活とクラブで中学3年間の費用がどう違うかは、中学3年間、サッカーにいくらかかる?で、公的な調査とクラブが公開している会費をもとに整理しています。
3. 高校のチームを選ぶ
次の4つから選びます。
- 公立の部活
- 私立の部活(地元・通い)
- 私立の部活(寮)
- J下部(ユース)
4. 家族の応援を選ぶ
「行かない」「時々」「よく行く」から選びます。試合の応援にかかる交通費などの目安です。
選ぶと、入会金・月会費・寮費・遠征の回数などのマスに、目安の金額が入ります。入りたいチームの金額が分かっている場合は、マスの数字を直接書き換えてください。
一番効いてくるのは「遠征」
試しにいくつか計算してみると、差が一番大きく出るのは月謝ではなく、遠征の回数です。
日帰りの遠征を1回3,000円としても、月に8回あれば年に約29万円。泊まりの遠征が年に6回あれば、それだけで18万円になります。
チームを選ぶときは、月謝の表だけでなく、「遠征は月に何回くらいですか」「泊まりは年に何回ですか」と聞いておくと、3年間の費用がかなり正確に見えてきます。
J下部のチームは、遠征費の補助があるところもあります。ただし、チームによってまちまちです。補助があれば、その割合を入れてください。
遠征の多いチームに、お金と時間をかける前に考えたいことは、強豪クラブに行けば、うまくなる?にまとめています。
高校の学費は、2026年度から変わった
高校の授業料は、2026年度から国の支援(高等学校等就学支援金)が広がりました。私立でも年45万7,200円まで支援され、所得制限もなくなっています。出典:文部科学省 高等学校等就学支援金制度
そのため、このツールでは授業料は支援を引いた後の額にしています。ただし、入学金や施設費などは支援の対象外なので、私立ではそのぶんがかかります(文部科学省の調べでは、私立高校の入学料は全国平均で約16.6万円、施設整備費などは年約15.7万円)。出典:文部科学省 私立高等学校等の初年度生徒等納付金平均額(令和6年度)
寮に入る場合は、寮費が大きくなります。公開されている私立高校の例では、食費込みで月6〜10万円ほどでした。
金額のもとになっているもの
目安の金額は、次のものをもとにしています。
- 中学の部活:スポーツ庁が示している、地域のクラブに移った部活の会費のイメージ(月1,000〜3,000円程度)
- ジュニアユース・J下部:各クラブが公開している会費の例
- 私立高校の入学料・施設費:文部科学省の全国平均
- 遠征・スパイク・ユニフォーム・応援など:運営者(サッカー保護者)の経験にもとづく目安
ツールの中でも、項目ごとに「出典」か「運営者の目安」かを表示しています。
このツールでできないこと
このツールは、サッカーにかかる費用だけを計算します。塾や習い事、大学の学費、家計全体のやりくりまでは見ていません。
また、金額はあくまで目安です。同じ「ジュニアユース」でも、クラブによって費用は大きく違います。入る前には、体験や説明会で「1年間にかかる費用の概算」を確かめてください。
家計全体で見ると、大丈夫?
サッカーの費用は、高校、大学と続く教育費の一部です。
「この金額を払いながら、家計は大丈夫なのか」が気になったら、ライフイベント表で、100歳までのお金の流れと一緒に見てみてください。年齢と家族のかたちを選ぶだけで、1分で形が見えます。
小学生の費用と、ゴールからの逆算も
小学生の間の費用は「小学生のサッカー費用シミュレーション」で、少年団・街クラブ・スクールから選んで計算できます。試合が増える小4ごろからの変化も入れています。
「この先どこをめざすか」で迷ったら、「ゴールから逆算」で、今のチームや住んでいるところ、練習場所までの時間から、たたき台のルートを見比べられます。ルートは自由に組み替えられます。
小学生のサッカー費用シミュレーション →
ゴールから逆算する →
さいごに
条件は選べません。でも、その中の一手は選べます。
お金をかけるかどうかも、選べる一手のひとつです。数字を先に知っておけば、どの道を選んでも、納得して6年間を走りきれます。
よくある質問
Q. Jユース(J下部)にも寮はありますか?
A. 寮があるクラブと、ないクラブがあります。遠くから入る選手のために寮を持つクラブもありますが、自宅から通うのが基本のクラブも多いです。寮があるか、いくらかかるかはクラブごとに違うので、志望するクラブの募集要項で確かめてください。
Q. 寮に入ると、月いくらくらいかかりますか?
A. 公開されている私立高校の例では、食費込みで月6〜10万円ほどでした。これに月謝や遠征費が加わります。ツールで「私立の部活(寮)」と「J下部(ユース)」を選び比べると、高校3年間でどれくらい差が出るかの目安が見られます。

スパイクやボールは、成長に合わせて何度も買い替えます。サイズや値段を比べて選ぶなら、スポーツ用品の通販という手もあります。
▶ 【公式】スポーツ用品総合通販ならスーパースポーツゼビオ
(PR)
クラブに入ると、平日の夕方は練習と移動でうまりがちです。塾の時間が取りにくいときは、すき間時間に動画で学べる講座という手もあります(新規の有料登録が必要です)。
▶ スタディサプリの中学講座を見てみる
(PR)
※金額は公開されている会費の例や公的な統計、運営者の目安をもとにした概算です。実際の費用はクラブ・学校・地域によって異なります。数値は記載時点の資料にもとづくもので、制度や金額は変わる可能性があります。