体づくり2026-10-28

冬のサッカー、親の段取り ―― 防寒・雨の日・テスト前を「外にいる時間」と「誰が決めるか」で整える

本記事はプロモーション(PR)を含みます。

執筆:オペラシンフォニー(元大手証券の営業15年/CFP)

冬の少年サッカーの防寒(ベンチコート・インナー・カイロ)、雨の日の持ち物、子どものベンチでの待ち時間、テスト前の練習まで。MSDマニュアルやJFAの資料と口コミをもとに、親の段取りをまとめました。

紹介している商品・サービスは、記事の最後にまとめています ↓

冬のサッカーは、着るものの話になりがちです。ベンチコート、カイロ、ネックウォーマー。もちろん大事です。でも、わが家で困るのは、服より先に「外にいる時間」です。

練習や試合の場所まで片道1時間。集合はキックオフの30分前です。1日のカップ戦で、子どもが出場したのは60分ほどという日もありました。それ以外は待ち時間です。下の子を連れていく日は、その子も同じ寒さの中にいます。

そこへ、雨の日の送り出しと、テスト前に練習を休ませるかという悩みが重なります。この記事では、この3つを「着るもの」ではなく「時間」と「誰が決めるか」で整理します。持ち物の一覧は1日カップ戦の持ち物と段取りにまとめてあります。

防寒は、着るものより「外にいる時間」で考える

体が冷える仕組みから見ていきます。MSDマニュアル(家庭版)によると、低体温症は、体から失われる熱が、体で作る熱や外から得る熱を上回ると起こります。冷たい地面に座ったり、風にさらされたりすると、熱が逃げやすくなります。

症状はゆっくり現れるので、本人も周りも気づきにくいのが厄介なところです。初めは激しいふるえや、歯がカチカチ鳴る状態です。進むとふるえが止まり、動きが鈍くなり、判断力が落ちます。ふるえが止まったから温まった、とは限りません。

また、乳児や幼児は体から熱が失われやすく、寒さへの適応力も低いと説明されています。下の子を連れていく家庭は、上の子とは別に考えたほうが安心です。

ここからは私の考えです。重ね着を増やす前に、寒い場所にいる時間そのものを減らせないかを先に考えます。

  • 地面から離す:ベンチや地面に直接座らず、敷物を1枚敷く。
  • 風を避ける:風上を避け、建物や車の陰で待つ。
  • 待ち時間を中へ移す:下の子や親は、試合の合間に車の中や建物の中で過ごす。
  • 出番の前後を決める:子どもは、出番の直前までベンチコートを脱がない。終わったらすぐ着る。

そのうえで、MSDマニュアルの予防策は、重ね着をする、帽子をかぶる、手足も保護する、温かい飲み物をとる、の4つです。温かい飲み物は、スープジャー(PR)に入れておくと、待ち時間に出せます。

冬の少年サッカー、子どもの待ち時間(ベンチ・ハーフタイム)の寒さ対策

試合の合間に、子どもがベンチやコートの脇で待つ時間も、冷えやすい時間です。観戦向けの紹介記事では、子どもの防寒について、次のような点が挙げられています。

  • 子どもは体温調節が未熟で、寒さを訴えるのが遅れることがある。顔色、唇の色、手の冷たさを見て、寒そうなら温かい場所で休ませる。
  • 脱ぎ着しやすい服を選ぶ。前がジッパーのフリースや、フード付きのベンチコート(PR)が向いている。
  • 帽子、手袋、ネックウォーマー、厚手の靴下で、耳や指先を守る。
  • 汗をかいたら、試合のあとすぐに着替える。予備の下着と靴下を用意する。
  • 飲み物は、冷たいものより常温か温かいものを選ぶ。

ここまでをまとめると、待ち時間の合言葉は「出番の直前まで着て、終わったらすぐ着る」です。ハーフタイムは、スープジャーや保温ボトルの温かい飲み物があると助かります(私の考えです)。

撮影する親に、もう1つあります。あるガイドは、モバイルバッテリーは低温で性能が落ちることがあるので、ポケットなど温かい場所に入れておくとよい、としています。試合の動画を撮る日は、スマホの充電が先に切れないように気をつけたいところです。

子どものインナーは、「暖かさ」と「汗の逃がし方」の両方で選ぶ

動きやすさと暖かさを両立させたいのが、子どものインナーです。楽天市場のレビュー上位商品をまとめた記事(スポ少の保護者向けメディア)によると、口コミの傾向は商品ごとに違います。

  • ミズノの裏起毛インナーシャツ:従来のコンプレッションよりややゆとりがあり、制服の下に着ても暖かいという声が紹介されています。ゼビオでは、ジュニア用のインナーシャツとインナータイツが並んでいます(2026年10月24日時点。シャツは税込3,360円、タイツは税込3,740円)。
  • hummelの裏起毛インナー:肉厚で暖かい反面、ウォームアップのあとに汗だくになるという声があります。練習の前後に着る使い方がよい、という口コミです。
  • 着圧(コンプレッション)が苦手な子には、着圧のないワッフル生地のタイプなどが向く、とされています。

どれを選ぶにしても、汗で濡れたままの肌着は冷えのもとです。待ち時間が長い日は、試合の合間に着替えを持たせるほうが安心です(私の考えです)。

もう1つ、買う前に確かめたいのが色のルールです。JFAは2020年の通達で、地域・都道府県の大会では、アンダーシャツの色は問わず、原則としてチーム内で同じ色にするとしています。大会によって決まりが違うので、購入前にチームの代表者や大会要項を確認します。

ベンチコートと裏起毛インナーの選び方は、記事の最後にまとめています。

親のあったかグッズ、口コミで評判のものと「その手があったか」

親の防寒グッズは、観戦向けの記事や口コミで名前がよく挙がるものを選びました。口コミは、私が試したものではなく、各媒体の紹介です。

  • 靴下に貼るカイロ:足先が冷えるのは、立っていても座っていても同じです。興和の「ぬくぬく当番 くつ下用」は、靴下の上に貼るタイプで、持続は9時間とされています。背中に貼る前に、足先から試すのも手です。
  • スマホ対応の防寒手袋:わが家は、試合を親がスマホで撮っています。写真や動画のたびに手袋を外さずにすむので、冷えた手に助かります。防風タイプがすすめられています。
  • カイロを入れられるネックウォーマー:貼るカイロと違って、熱くなったらすぐ外せるのが便利、という口コミがあります。首の隙間から入る風を防げます。
  • 魔法瓶のお湯:温かい飲み物を入れるだけでなく、お湯を入れておいて、カップスープやコーヒーをその場で作る使い方が紹介されています。待ち時間に子どもと一緒に温かいものを飲めます。
  • 座布団や折りたたみクッション:ベンチやコンクリートの冷たさを遮って、お尻と腰が楽になるとされています。

「その手があったか」カイロは、貼る場所と使いどころで変わる

カイロは「背中に貼るもの」と思いがちです。でも、紹介記事を読み比べると、効かせ方にコツがありました。

  • 首、仙骨(尾てい骨のすぐ上)、足首:アウトドア誌のBE-PALは、貼る位置として首まわり、背中(肩甲骨のあたり)、おなか、腰、足首の5か所を挙げています。首と足首は太い血管が通っているので、冷えの対策に向く、という説明です。個人のレビューでは、腰より尾てい骨の少し上に貼ったほうが足先まで温まった、という感想もありました(検証されたものではなく、書いた人の感想です)。
  • 靴の中にも:アメリカのユースのスポーツ記事では、手袋とスパイクの中に使い捨てカイロを入れる例が紹介されています。靴の中に入れるときは、肌に直接当てず、靴下の上からにします。
  • ベンチコートのポケットに入れておく:大きなポケットのあるベンチコートなら、手袋とカイロを入れておけます。待ち時間に手を入れれば、手がすぐ温まります。
  • 待ち時間も動く:アメリカの同じ記事は、プレーの合間に歩いたり、その場で跳んだりして、体を冷やさないことをすすめています。ベンチで座りっぱなしにしない、という考え方は、日本のベンチ待機の子にも当てはまりそうです(私の考えです)。
  • 予報より寒いつもりで:あるブログは、海沿いや山沿いなど開けた会場は、予報より2〜3℃寒く感じることがある、と書いています。風が強い日は特に、足先と首を先に守ります。

カイロの安全のために、これだけは守ります。BE-PALによると、低温やけどは、44℃なら3〜4時間、50℃なら2〜3分の接触で起こることがあり、気づきにくいのが怖いところです。肌に直接貼らず、衣類の上から使います。子どもに貼るときは、大人が温度と肌の様子を確かめてあげてください。

雨の日の送り出しは、親が一人で決めない

雨の日は「行くか、休むか」で迷います。まず、決めるのは親ではありません。試合を行うかどうかは、大会の主催者やチームが決めます。

JFA(日本サッカー協会)は、危険な状況でのサッカーの活動は、ためらわず中止・延期を判断してほしいと呼びかけています。親にできるのは、前日の夜と当日の朝に、チームの連絡手段(連絡アプリなど)を見ることです。連絡が来る前に、親の判断で休ませるのは、いったん待ちます。

もし雷の音が聞こえたら、話が変わります。JFAの指針では、雷が少しでも聞こえたら、すぐ安全な場所へ移ります。安全な場所は、鉄筋コンクリートの建物や、閉じた車の中です。テントやトタン屋根は安全ではありません。最後に雷が鳴ってから20分は、屋外に戻りません。

帰ったあとは、体を温めるのが先です。MSDマニュアルでは、濡れた衣服を脱がせ、乾いた温かい衣服や毛布で体を包み、意識がはっきりしていれば温かい飲み物を与えるとされています。意識がはっきりしないときは、救急車を呼びます。

雨の日の少年サッカー、親の持ち物と便利な工夫(ポンチョ・ゴミ袋・防水ケース)

雨の日は、「行くかどうか」を決めたあと、「どう持っていくか」が待っています。観戦ガイドや保護者のブログで紹介されている工夫を集めました。

  • ポンチョやレインコート:自転車用のポンチョを観戦に使っている、というブログがあります。雨は試合の直前に降り出すこともあるので、レインコートを車に積んでおくと安心です。ポンチョは、レインスーツより脱ぎ着が楽、とされています。
  • 大きめのゴミ袋やビニール袋:荷物を雨から守れるほか、汗や雨で濡れたユニフォームや雨具の持ち帰りにも使えます。2〜3枚あると便利、というブログもあります。
  • スマホの防水ケースやジップロック:試合を撮る親にとって、スマホは大事な道具です。防水ケースに入れれば、雨の中でも撮れます。
  • 吸水タオルを2枚:体を拭く用と、座る場所を拭く用に分けます。
  • 替えの靴下は多めに:子ども用は特に多めに、と紹介されています。濡れたら早めに替えます。
  • 傘は、使えないことがある:スタジアム観戦のガイドでは、観客席では傘の使用が原則禁止とされています。少年サッカーの会場は決まりがさまざまですが、周りの人の視界の邪魔になるので、チームや会場の決まりに合わせます。

冬の雨は、濡れた服で体が冷える点が大事です(私の考えです)。MSDマニュアルの応急処置でも、濡れた衣服は脱がせて、乾いた衣服で包むとされています。帰りに靴下を履き替え、脱いだ雨具は袋に入れる流れにしておくと、帰りの車が楽になります。

テスト前の練習は、「どのルールの下か」を先に確かめる

テスト前に練習を休ませるか。これは、迷うのが当然です。

最初に確かめたいのは、そのチームが学校の部活動か、クラブチームか、です。学校の部活動には、国のガイドラインがあります。その内容を受けた岡山県の方針では、中学校は週2日以上の休養日をつくること、1日の活動時間は長くても平日で2時間程度、休日で3時間程度とされています。さらに、定期テストの前後に学校として共通の休養日を決める例も挙げられています。

ただし、この基準は学校の部活動が対象です。クラブチームは対象外です。わが家の経験でも、クラブチームは、テスト期間中も練習も試合もあります。学校のように、テスト前になると自動で休みになるわけではありません。

つまり、クラブチームの子の場合、休ませるかどうかは、家庭が判断する場面が増えます。私なら、次の3つで考えます(私見です)。

  1. 睡眠は足りているか。練習のある日の夜に、宿題と睡眠の両方が入るかを、練習のある日、宿題に使えるのは何分?で確かめられます。
  2. 休んだ時間で、何をするかが決まっているか。予定のない休みは、勉強にならないこともあります。
  3. 試合が近くないか。試合の前に休むのは、チームや本人の気持ちの面でも別の判断です。

休むと決めたら、早めにコーチへ伝えます。直前の連絡より、数日前の連絡のほうが、チームも調整しやすくなります。睡眠と休養の大切さは、「寝る子は育つ」は本当だったにまとめています。

よくある質問

Q. 冬の試合の日、子どもにはどれくらい着せればいいですか?

A. 試合中は動くので、動きやすい服を基本にします。待ち時間に冷えないように、ベンチコートや防寒着を、出番の直前まで着せておく形が現実的です。MSDマニュアルでは、重ね着、帽子、手足の保護がすすめられています。

Q. 雨の日は、試合があるかどうか、いつ分かりますか?

A. 大会の主催者やチームが決めるので、連絡の時刻はそれぞれ違います。前日の夜と当日の朝に、チームの連絡手段を確認しておくと安心です。

Q. テスト前でも、クラブの練習は休ませなくていいですか?

A. 学校の部活動の基準は、クラブチームには当てはまりません。休ませるかどうかは、睡眠、勉強の予定、試合の予定を見て、家庭で決めます。決めたら、早めにコーチへ連絡します。

Q. 雨の日の少年サッカー、観戦に傘はさしていいですか?

A. 会場やチームの決まりによります。スタジアムでは、観客席での傘は原則禁止とされています。少年サッカーの会場でも、周りの人の視界の邪魔になるので、ポンチョやレインコートが無難です。

Q. 冬、子どもがベンチで寒がらないようにするには?

A. 出番の直前までベンチコートを着せ、終わったらすぐ着せます。帽子、手袋、ネックウォーマー、厚手の靴下で耳や指先を守り、汗をかいたら試合のあとすぐ着替えます。寒そうなときは、顔色や唇の色を見て、温かい場所で休ませます。

Q. 冬の試合撮影で、スマホのバッテリーがすぐ減ります。どうすればいいですか?

A. 低温ではバッテリーの性能が落ちることがあるので、モバイルバッテリーはポケットなど温かい場所に入れておきます。手袋は、スマホ対応のものにすると、外さずに撮れます。

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冬の待ち時間をしのぐ、いちばんの道具はベンチコートです。ゼビオでジュニア向けのベンチコートを探すと、2026年10月24日時点で11件が並び、税込で4,840円から18,700円ほどまで幅があります。丈が長く、ふくらはぎまで覆えるタイプは、座って待つ時間に向いています(私の考えです)。ジュニアのベンチコートを見る
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雨の日は、子どもの上下セットのレインスーツがあると、待ち時間も試合の送り迎えも楽になります。ゼビオでは、ジュニア用のレインコートやレインスーツが13件並んでいます(2026年10月24日時点。上下セットで税込3,480円から7,700円ほど)。ジュニアのレインコート・レインスーツを見る
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子どものインナーは、裏起毛のものを1枚持っておくと、冬の練習が楽になります。ゼビオでは、ミズノのジュニア用裏起毛インナーが、シャツとタイツで並んでいます。ジュニアの裏起毛インナーを見る
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撮影のたびに手袋を外さずにすむ、スマホ対応の防寒手袋もあります。スマホ対応の防寒手袋を見る
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寒い日の待ち時間に、温かい飲み物やスープがあると助かります。スープジャーは、前日に作ったスープを朝温めて入れれば、昼まで温かく食べられます。サーモス 真空断熱スープジャー JEF-400 フォギーイエロー(0.4L/楽天ビック)(PR)

ハーフタイムの温かい飲み物には、保温ボトルも使えます。サーモス 真空断熱ケータイマグ 500ml JNL-506(Amazon)(PR)

靴下に貼るカイロと、カイロを入れられるネックウォーマーは、足先と首の冷え対策になります。ホッカイロ ぬくぬく当番 くつ下用(Amazon)(PR) カイロポケット付き ネックウォーマー(Amazon)(PR)

見ている側の親には、肩にかけられるボタン付きのブランケットもあります。スポーツ観戦向け 肩掛けできるブランケット(Amazon)(PR)

テスト前に家で勉強する時間が足りないときは、動画で学べる教材もあります。練習のある日の夜は、短い時間で区切れるほうが続きます。スタディサプリの中学講座を見てみる(PR)

関連:1日カップ戦の持ち物と段取り

本記事は、公的機関などの資料をもとにした一般的な情報です。体調に不安があるときは、医師にご相談ください。数値や基準は記載時点の資料にもとづきます。

出典

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