はじめに2026-09-18

連載小説『関ヶ原インベスターズ』――あらすじと、読む順番

執筆:オペラシンフォニー

史実は変えずに、関ヶ原で下された判断を、経営・投資・営業の意思決定として読み直す連載小説『関ヶ原インベスターズ』。全60話・3シーズンのあらすじと登場人物、ブログ記事とあわせた読み方をまとめました。

『関ヶ原インベスターズ』は、このブログの本編にあたる連載小説です。関ヶ原の戦いを、史実は変えずに、経営・投資・営業の意思決定として読み直しています。

物語は、TALES(note)で連載しています。全60話(3シーズン×20話)で、毎日18時30分に更新しています。最終回は2026年11月16日(月)の予定です。無料で読めます。

→ 『関ヶ原インベスターズ』をTALESで読む

どんな物語か

四百年、逆賊と呼ばれてきた男がいます。石田三成です。

豊臣秀吉が一代で築いた天下は、急成長した組織のようなものでした。三成はその組織で、全国の田畑を測る「検地」という、国の数え方そのものを作った実質のナンバー2です。

創業者の秀吉が亡くなると、組織は揺らぎはじめます。そこへ、三年分の蓄えを持って、じっと待つ巨大な出資者がいました。徳川家康です。

正しい仕組みを作った者が、なぜ負けたのか。勝った者は、何を持っていたのか。誰が何に賭け、どこで判断を誤り、どこに一手があったのか。

四百年前の戦を、決算書を読むように読み直していきます。

なお、大名を会社や出資者に見立てるのは、あくまで読み方のひとつです。起きた出来事そのものは、史実のとおりに書いています。各話の冒頭には、史実と通説の違いを短くまとめた「史実メモ」を置いています。

自分の数字で確かめる
72の法則と複利の計算 ―― 何年で倍になる?

三つのシーズン

同じ関ヶ原を、「人」「構造」「戦術」の三つの高さから見ています。

  • S1『戦国スタートアップ』:人。正しいものを作った一人の男、石田三成の失脚と再起、そして決戦
  • S2『天下分け目のポートフォリオ』:構造。真田の両建て、豪商の掛け売り、島津の退き口。そのとき、お金と信用はどう動いたか
  • S3『戦国フィールドセールス』:戦術。断られながら、大名を一人ずつ口説いて回った黒田長政の半年

登場人物

石田三成(いしだ みつなり)

豊臣の財務を預かる実質のナンバー2。物語では、組織のお金を預かる責任者(CFO)として描いています。検地という「国の数え方」を作った男で、正しさを曲げることができません。

徳川家康(とくがわ いえやす)

三年分の蓄えを持ち、組織が揺らぐのを待つ巨大な出資者。大名一人ひとりに、取り分を数字で書いた条件書を渡していきます。

与市(よいち)

商家の手代。武将たちが命を賭けている隣で、ただ「いくらで買うか」を考えている男です。全60話を通して、戦を値段で見つめる目として登場します。

黒田長政(くろだ ながまさ)

S3の主人公。父の官兵衛のように一手で盤をひっくり返す天才ではなく、一件ずつしか落とせない男。関ヶ原では、その地道なやり方が勝ちました。

ブログ記事との読み方

物語が本編で、このブログは、それを現実の投資や営業に引き直す「補助線」です。

物語の4話ごとに、そこで下された判断を、いまのお金や仕事の話に置きかえた記事を1本ずつ書いています。全15本を、4日ごとに公開しています。

おすすめの読み方は、この順番です。

  1. TALESで物語を4話読む
  2. 同じ4話のブログ記事を読む
  3. わが家のお金に引き直すなら、お金の地図やライフイベント表へ

最初の1本は、こちらです。

→ 石田三成は、最強の「堀」を持っていた。それでも詰んだ(S1 第1〜4話)

物語の考え方を、自分の家計に置きかえてみたい方は、こちらもどうぞ。

→ 城は、石垣から積む ―― 家計の見直しは、順番で決まる(お金の地図)

→ 100歳までのお金を、1分で見る(ライフイベント表)

よくある質問

Q. 『関ヶ原インベスターズ』は、どこで読めますか?

A. 小説投稿サイトのTALES(note)で、無料で読めます。全60話で、毎日18時30分に更新し、2026年11月16日に完結する予定です。

Q. 歴史にくわしくなくても読めますか?

A. 読めます。各話の冒頭に、その回で起きたことと、通説との違いを短くまとめた「史実メモ」を置いています。関ヶ原の流れを知らない方でも、ついていけるように書いています。

Q. 投資の勉強になりますか?

A. 物語で描いているのは、限られた条件の中で何を選ぶかという、判断の考え方です。特定の銘柄や金融商品をすすめるものではありません。実際の投資は、ご自身の判断でお願いします。

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物語は史実をもとにしたフィクションで、大名を会社や出資者に見立てる読み方は筆者の解釈です。投資の助言を目的としたものではありません。

ブログ記事一覧
S1 第1〜4話|石田三成は、最強の「堀」を持っていた。それでも詰んだ|2026-09-21
S1 第5〜8話|全部を失った男に、たった一つ残っていたもの|2026-09-25
S1 第9〜12話|大義で人は集まる。でも、動かすのは「取り分」だ|2026-09-29
S1 第13〜16話|旗の熱は、勘定には勝てない|2026-10-03
S1 第17〜20話|「やる」と言わない合意は、合意ではない|2026-10-07
S2 第1〜4話|値段は、群れの逆側で決まる|2026-10-11
S2 第5〜8話|相場は、当てた者ではなく、生き残った者のものだ|2026-10-15
S2 第9〜12話|儲け方より、「降り方」と「残し方」だ|2026-10-19
S2 第13〜16話|分けた数ではなく、「置いた場所」が効く|2026-10-23
S2 第17〜20話|勝負のあとに残るのは、値のつかないものだ|2026-10-27
S3 第1〜4話|売るものを小さくすると、通る|2026-10-31
次回:11月4日(水)公開
#関ヶ原インベスターズ#連載小説#関ヶ原#石田三成#徳川家康#はじめに
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この話には、裏がある。
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