連載小説『背番号と請求書』――あらすじと、読む順番
執筆:オペラシンフォニー
強豪クラブで「十番」と呼ばれてきた子と、近くのクラブで体を育てながら伸びる子。中学サッカーの三年間を、お金と時間と成長期の体から描く連載小説『背番号と請求書』の、あらすじと登場人物、ブログ記事とあわせた読み方をまとめました。
『背番号と請求書』は、このブログの本編にあたる連載小説です。中学サッカーの三年間を、二人の選手と、その親の目から描いています。
物語は、TALES(note)で連載しています。全33話(プロローグ+第1〜32話)で、毎週水曜と日曜の17時に更新しています。最終回は2027年1月6日(水)の予定です。無料で読めます。
どんな物語か
勝つために削るのか、伸ばすために待つのか。
舞台は、地方の街の、中学年代のクラブチーム(ジュニアユース)です。
県内でいちばん強いクラブには、小学生のころから上手かった子が集まります。平日の夜は練習、週末はほぼ毎週、試合か遠征。朝5時に集合して、バスで片道2時間かけて会場へ向かう日もあります。強い相手と戦い続けることで、チームも選手も鍛えられていきます。
同じ街には、強くはない、近くのクラブもあります。遠征は少なく、練習も多くはありません。そのぶん、よく食べて、よく寝て、自分の時間でボールを蹴ることができます。
どちらが正しい、という物語ではありません。強いクラブには強いクラブの、近くのクラブには近くのクラブの、光と影があります。その二つの道を、二人の選手が歩いていきます。
チームには、勝つために「もっと走れ」と数字を出すAIがいます。選手の手元には、体を守るために「休め」と言うAIがいます。成長期の体をめぐって、二つの声が、少しずつ食い違っていきます。
登場人物
神代 蓮(かみしろ れん)
県内トップのクラブ「FCアルビレオ」の選手。足が速く、技術もあり、小学生のころから「十番」と呼ばれてきました。強い相手と戦うほど、自分は上に行けると信じています。
桐生 航(きりゅう わたる)
同じ街の中堅クラブ「FCソレイユ」のボランチ。足は速くなく、体は重め。走って追いつけないぶん、相手が来る前に、そこにいることを覚えました。
神代 由香里(かみしろ ゆかり)
蓮の母。まだ暗いうちの送り出し、遠征の費用、保護者どうしのつきあい。息子がいつか背番号10を背負う姿を夢見て、届く請求書を受け止めています。
三つの章
- 第1章「選ばれる」:中学1年。強豪クラブの毎日と、はじめての対戦
- 第2章「残る」:航の小学生時代と、中学2年
- 第3章「抜ける」:中学3年。最後の大会と、それぞれの進路
- エピローグ:数年後
ブログ記事との読み方
物語が本編で、このブログは、それを現実の育成に引き直す「補助線」です。
物語の1〜2話ごとに、その回に出てくる場面から、親として考えたことを1本ずつ書いています。ブログ記事は、毎週日曜に公開しています。
おすすめの読み方は、この順番です。
- TALESで物語を1〜2話読む
- 同じ回のブログ記事を読む
- 気になったテーマは、育成ガイドや計算ツールで、わが家の場合を確かめる
最初の1本は、こちらです。
→ 朝、まだ暗いうちに、おにぎりを握る(プロローグ・第1話)
物語に出てくる遠征や送迎の費用は、家庭によって大きく違います。わが家の場合を計算してみると、物語が少し近く感じられるかもしれません。
6年分の費用をまとめて出すときの使い方は、中学・高校の6年間、サッカーにいくらかかる?にまとめています。
中学3年間に絞って、部活とクラブの費用を並べた話は、中学3年間、サッカーにいくらかかる?にまとめています。
よくある質問
Q. 『背番号と請求書』は、どこで読めますか?
A. 小説投稿サイトのTALES(note)で、無料で読めます。全33話で、毎週水曜と日曜の17時に更新し、2027年1月6日に完結する予定です。
Q. どんな人に読んでほしい物語ですか?
A. 中学でクラブチーム(ジュニアユース)に進むか迷っている親子や、すでにクラブに通っている家庭に読んでほしい物語です。サッカーを知らない方でも、親と子の話として読めるように書いています。
Q. 実話ですか?
A. フィクションです。登場する人物やクラブは架空のものです。遠征や費用の様子は、公開されている資料や、サッカーをする子の親として見聞きしてきたことをもとにしています。
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物語はフィクションで、実在の人物・団体とは関係ありません。